世界の果てのあなたへ

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『声なき声』刷り上がりました。声なき声への思い

『声なき声』刷りあがりました。 本が刷りあがったら、感動すると思ってましたが、手をかけた子どもが遠いところへ旅立ったようで、なぜだか寂しい気持ちになりました。 この3年間、ひたすら原稿を書いていた気がします。 アルツァフやウクライナの人たち...
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2月6日、神保町の東京堂書店で、開高賞を受賞した小松由佳さんと『声なき声』発売記念イベント開催

神保町の東京堂書店でイベントをします。 2026年2月6日(金)18:30~      『声なき声』(アルファベータブックス)刊行記念      小野寺翔太朗さん×小松由佳さんトーク&サイン会     「戦禍のウクライナ、アルツァフ共和国で...
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父が自死し、現実逃避の海外放浪をしていたら、戦場カメラマンになっていた話

こんにちは、フォトジャーナリストの小野寺翔太朗です。ウクライナや、消滅したアルツァフ共和国を取材して、新聞や週刊誌、経済誌、WEBメディアに記事を寄稿しています。 2026年、1月26日には著書『声なき声』が刊行されます。今日は、私がなぜ戦...
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ー父の自死、妹の言葉ー

「まずは、自分のしてきたことの重さをきちんと認識し、お父さんに対して、そして私たちに対して心からの謝罪をしてほしいです。  お父さんが亡くなった日、私は現場にいました。  あの時の苦しそうな表情、もう生きていないと一瞬でわかる体の冷たさや硬...
ウクライナ Ukraine

死の通りで消えた息子〜ブチャ虐殺の証言

消えた息子 ウクライナ ブチャ 8月   団地の横にある可愛らしい小さな民家。人の背丈ほどの門のなかは、緑の葉っぱやピンクの花などの自然で満たされていた。ささやかだが美しい庭だ。ベンチでは、黄色い猫が気持ち良さそうな顔をして、あくびをして、...
ウクライナ Ukraine

アンドレ〜生き残るため、ロシア兵と友達になった少年のゼレンスキーへの思い

処刑と友情の狭間で〜ロシア占領下でロシア兵と友達になった少年アンドレ ウクライナ イルピン 2022年6月 暑い…。暑すぎる。初夏の炎天下の灼熱の中、子どもふたりが、テニスをしていた。 わたしは、初夏のウクライナの日差しにやられてうなだれて...
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第1章② あの夏のブチャ〜嘆きの庭〜

嘆きの庭 ウクライナ ブチャ 7月 2022年7月末、夕方。 ブチャの森の隙間から、白く澄んだカーテンのような木漏れ日が溢れ出る。 神秘的な夕暮れ時。空気はりんと澄んでいて、微かに紫の光を帯びていた。ブチャの夕暮れ時は、息を呑むほど美しい。...
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アルメニアの少女〜ロザン〜

アルメニアの少女 アルメニア ハルタシェン村 2021年 11月  少女ロザンの笑顔は、いまでもよく覚えている。 ロザンの境遇は少しだけわたしと似ている――そのこともまた、わたしが彼女の笑顔をよく覚えている理由の一つなのかもしれない。 はじ...
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2026年1月26日頃 著書『声なき声』発売予定

「まずは、自分のしてきたことの重さをきちんと認識し、お父さんに対して、そして私たちに対して心からの謝罪をしてほしいです。  お父さんが亡くなった日、私は現場にいました。  あの時の苦しそうな表情、もう生きていないと一瞬でわかる体の冷たさや硬...
ブログ

〜本当に伝えたかったもの〜

やっと辿りつけた、本当に伝えたかったもの。 本当に取材したいもの 本当にしたいこと 正直この半年間、心を折られて悩んでいた。 何をお前はしたかったのだと。 本当に伝えたかったもの、ナゴルノ・カラバフ紛争や、わたしが伝えたかったブチャの人々の...